スポンサードリンク
米作りと害虫駆除
米作りの作業では害虫駆除の戦いにも追われます。
田植え頃に農薬を撒いて害虫や病気の発生を予防する対策が採られています。
町ぐるみで業者に依頼して広範囲に農薬を散布するケースもありますね。
広範囲への農薬散布には生態系への影響を考慮した批判もありますが、農家の間では病害虫の発生による米の生産への影響への懸念は強く、農薬の使用は不可避ですね。
春に散布した農薬の効果は稲穂の実る前には薄れていることも多く、カメムシなどの食害で米が変色するなどして商品価値が下がる被害もあり、夏に再び農薬を散布して害虫駆除する必要もありますね。
カメムシは稲籾の生育途中に汁液を吸うため、栄養分を奪われた米は変色して斑点が生じます。
味に大きな変化はないといいますが見栄えが悪くなるため、変色したものの混入比率の高いものは商品価値が大きく下がります。
稲に寄生するカメムシ類は20種類以上いるといわれ、全国各地で被害を起こしていますから害虫駆除が求められますね。
カメムシは田んぼの周囲の畦に生えるイネ科の雑草で繁殖するため、春から夏にかけてこまめに雑草を刈ることが大量発生予防の対策になります。
しかし、出穂時に発生したら雑草を刈っても稲に移動するだけですし、残留を考えると害虫駆除用の農薬も使い辛く被害を広げますね。
米に付く害虫は何も稲の生育過程だけでなく、食品として家庭に保管しているときにも注意が必要です。
ノシメマダラメイガやコクゾウムシが代表的なもので、保存している穀物の容器に侵入し食害します。
ノシメマダラメイガは幼虫が、コクゾウムシは幼虫も成虫も食害をもたらします。
これらの害虫駆除には、食品だけに薬品を使うわけにはいきませんね。
清潔にしておくことや容器の封をきちんとすることで発生を防ぐしかありません。
気温が20度以下だと発生しないようなので、涼しい場所に食品を保管するのも有効な対策ですね。
スポンサードリンク