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クチナシの栽培と害虫駆除
梅雨時に大振りの白い花を咲かせ、甘い香りを振りまくクチナシ。
その実は着色料や染料として、あるいは漢方薬の材料として利用されています。
庭木だけでなく鉢植えにしてガーデニングにも人気のある樹木ですが、花の香りが強すぎるのと甘い臭いがアリを呼ぶと連想して敬遠する人もいます。
クチナシは樹高がそれほど高くならない常緑樹で、日当たりが悪くても強すぎても良くないようなので、家の陰になる庭木にはもってこいですね。
栽培上の注意点は害虫駆除のほか、冬に剪定すると花芽ごと枝を落とすため翌年の花のつきが悪くなるといいます。
クチナシに付く害虫は、カイガラムシやオオスカシバなどが知られています。
特にオオスカシバの幼虫は食欲が旺盛で害虫駆除の対策が遅れるとクチナシの木が丸坊主にされてしまうことも珍しくありません。
クチナシは葉が酷く食害されても枯れにくい木ですが、オオスカシバはつぼみなども食べるので花を台無しにされますね。
オオスカシバの成虫は街中でも良く見かける緑の大型の蛾で、ホバリングしながら花の蜜を吸うため蜂と見間違えられることもあります。
すばやく飛び回るので成虫を狙った害虫駆除は難しいでしょう。
家庭菜園の野菜などでもそうですが、害虫の発生自体は防げませんから、なるべく日頃からチェックして早めに退治して害虫駆除することが大切です。
特にクチナシを食い荒らすオオスカシバのように被害の進行が早いものには注意が必要ですね。
葉が食害されていればすぐに気付きますし、フンが落ちていることで発見できる場合もあります。
オオスカシバの幼虫はヨトウムシのように昼間は土中に潜むこともありませんし、保護色とはいえかなり大型ですから発見と捕殺は容易です。
ただ、被害が進んでしまったら薬剤による害虫駆除が必要でしょう。
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